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エアロスミスの公演中止でヒマになったジョー・ペリー、ジョー・ペリー・プロジェクトの公演を開催



フロントマンのスティーヴン・タイラーがリハビリを始めたことでエアロスミスの公演が中止となり、時間ができたジョー・ペリーは、代わりにジョー・ペリー・プロジェクトの公演を開くことにした。

エクストリームのゲイリー・シェローン(Vo)、ハリウッド・ヴァンパイアーズで共演したクリス・ワイズ(B)とバック・ジョンソン(Key)、ジェイソン・サター(Dr)らが参加し、7月15日と17日にブラジルで開催される<Best of Blues and Rock>フェスティバルに出演後、21~23日に北米3都市でプレイする。そのうち22日の公演はZZトップのサポート・アクトだという。

エアロスミスが6~7月に予定していたラスベガスでの長期公演がなくなり、時間ができたとはいえ、急なことだったため「ホント、大変だったよ」とペリーは『Ultimate Classic Rock』に話している。「スーツケース持って、さあ出かけようってわけにはいかないからね。バンドとリハーサルしなきゃならないし、誰が参加できるかってこともあるし。今回は上手く行ったよ」

「参加できなかった連中もいる。(ベーシストの)David Hullも考えたんだけど、彼のスケジュールは空いていなかった」「ゲイリーは素晴らしい。彼は何でもものにする。俺らが(普段は)ライヴ・パフォーマンスしないエアロスミスの曲をやってみようかと思ってる」

「今回のラインナップでプレイできるのは素晴らしいよ。彼らはみんな、俺の友達だ。こんなに短期間で公演の準備ができたのは驚きだ」と、思わぬ結果に満足しており、「もっと、公演をやれればって思う」そうだが、エアロスミスの次の公演(9月4日)のリハーサルがあることから、5公演が限界だったという。

スティーヴン・タイラーは今月初め、無事にリハビリを終了したと伝えられている。