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スティーヴン出演映画『Happy Birthday』監督インタビュー



来る9月9日、ツアークルーから映画監督となったダイハード・エアロスミス・ファンの映画監督デビュー作が遂にお目見えする。
その監督であるケイシー・ティーボは、2006年にはスタジオやツアーで撮影する一人のビデオカメラマンだった。
しかし彼はそこからキャリアアップし、ライヴビデオの編集やデザイン、監督をするようになった。

ティーボは言う。「僕の最初の本格的な仕事になったのは、コンサートが始まる前に上映されるクレイ・マコーマックという作家のアニメだった。
すごくカッコ良かったよ。
バンド(エアロスミス)が悪魔を追いかける70年代風アニメで、バンドと一緒にステージの上でスクリーンを見上げながら緊張で吐きそうだったのを覚えているよ」

その数年後、大きな舞台へ飛躍することになったのは、ジョー・ペリーが映画『GI ジョー バック2リベンジ』の主題歌『レジェンダリー・チャイルド』のビデオを撮らないかと尋ねたことから始まった。
以後ティーボは、『Rock for The Rising Sun』の監督・編集を務めが、単独でクレジットされることに抵抗を示した。
「誰にも、これを僕の作品だとは言わせない。ジョニーBと僕が一緒にやったことだ。ことわざ通り、『功を認めるべきところは認めよ』ってことさ!」

2015年には、ティーボは再びジョー・ペリー、スティーヴン・タイラーのために仕事をした。
ESPNの番組『E:60』の一部で、それはエミー賞を受賞することになった。「もちろんそれら全てが、映画『Happy Birthday』制作に役立っている。
そして僕がスティーヴンに電話して、『LAで映画を撮影する間、スティーヴンの家のソファで寝かせてもらえないかな』って訊いたら、『俺を映画に出してくれるならな!』って言われて、彼の役が出来上がったんだ。エアロスミスってバンドは、『常にデカいチャンスは掴み取れ。
失敗しても、少なくとも挑戦したことは残る』っていうのが座右の銘なんだよね。僕は今でもこれを実践しているのさ」

映画『Happy Birthday』は。9月9日に全米公開される。作中にエアロスミスの曲が流れるかって?「もちろん!」ティーボは言った。
「でも、どの曲が流れるかは、自分で映画を観て見つけてくれ」