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JP、『Red Hot Rock』誌インタビュー

エアロスミスは、アメリカで最も成功したロックバンドだ。
そしてジョー・ペリーはその最前線に立ち、悪名高い『トキシック・ツインズ』の片割れとしておよそ45年に渡ってリードギターを奏で、
まるでスパークリン・パートナーのようなスティーヴン・タイラーと喜びを分かち合い、
終わらない愛憎絡み合う関係を続けてきた。例外もある。
短い期間だが、70年代後半から80年代前半にかけては、自分自身のバンドであるザ・ジョー・ペリー・プロジェクトでも活動をした。

昨年暮れ、ジョーは『ジョー・ペリー自伝 -エアロスミスと俺の人生-』を出版し、
今年10月にはペイパーバック版も出た。この本は、ジョーの人生とキャリアにおける良い時も悪い時も網羅し、
避けられないお決まりのセックス&ドラッグスにも触れている。
しかし、多くのこの手のジャンル本にありがちな不幸な回想録とは違い、
この本は真っ向から著者を反映する音楽にスポットライトを当てている。

2015年、エアロスミスがザ・ブルー・アーミー・ツアーと名打って再びツアーに出、
DVD『エアロスミス・ロックス・ドニントン2014』が発売され、
Rod Hot Rock Magazineにとってジョーにインタビューする最適な時が来た。
早速彼の初の自伝本について、またエアロスミスについて、訊いてみた。

Red Hot Rock Magazine(以下RHRM):ハロー、サー。ご機嫌いかがですか?
JP:やあ。快調だよ。

RHRM:再びあなたの声を聞くことが出来て光栄です。また、再びあなたを弊誌の表紙に出来て光栄ですよ。

JP:素晴らしい。

RHRM:あなたの本を、最初から最後までガッツリ読ませて頂きました。
凄い本ですね。エアロスミスへの洞察、そしてエアロスミス以外で成し得たことなど、実に素晴らしい。

JP:ありがとう。それを聞いて嬉しいよ。
この本を読んだというほとんどの人から、良い反応をもらうんだ。
続編も書くかもしれないけど、とにかく初めて書いた本なのにさ。でもこれを書くのには、本当に心血を注いだんだ。だから、良い感想を聞くのはとても嬉しいよ。本当さ。

RHRM:私は70年代にエアロスミスのファンになって以来、大ファンだったんです。
でも、初めて観ることの出来たライヴは、あなたがザ・ジョー・ペリー・プロジェクトをやっていた期間の、
エアロスミスのRock In A Hard Placeツアーだったんです。スティーヴンは曲の合間にぶっ倒れるし、
もう散々なものでした。その時に私は誓ったんです。もうエアロスミスを観るのは止めようとね(笑)。
とはいえ、次のアルバム『Done With Mirrors』であなたが戻ったので、
私はもちろんあっさり誓いを破って再びライヴを観に行くようになりました。
そして出るアルバムも全部買っていますよ。

JP:そりゃいい(笑)。

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